仮面ライダー鎧武/ガイム 第８話「バロンの新しき力、マンゴー！」
来週とまとめてでもいっかなー、とは思ったのですが。新たなステージの足がかりがついに！…ってなわけで、今までやいのやいの言ってきたからには出てこなくちゃなあと。
みなさん、これがなしくずしです。
ここらで思い切るか…とタグも新たに作りました。どうせこの先も感想は増えるんだ、わかっている。
今週のあらすじと感想
今回は戒斗回！…と見せかけてそれだけではなく、舞台である沢芽市の紹介も兼ねています。そんでもって来週からの展開につながるんですね。
新興都市である沢芽市。しかしその急成長には歪みが伴っていたようで。父親の工場を潰され、力というものを欲するようになった戒斗。なんか回想シーンが昭和感あふれていて妙なリアリティ。
…しかしそれでストリートダンサーというのも不分明だのう。あれか？「力を手に入れる→仲間を増やす」のてっとりばやい手段がこの街ではストリートダンスだったのか？（街の権力がユグドラシルに集中しており、そこに順応するつもりがないなら、対抗するためには別の形の力を持つ必要がある）そうだとすると戒斗にとってはダンスは手段ってことになるねえ。
フルヘイムの森にて、迷い込んだ舞と戒斗が邂逅。
ここは良いなあ。他者を認識する感じがあって。
お互いに理解はできる、けれど選ぶ道は違う…
なんかこのツーショットいいなあ。否定し合わないのがいいよね。
また戒斗、結局「ついてこい。ロックシードを探す途中で穴が見つかるかもしれん」ってカッコイイな！まあ、舞と戒斗がお互いに共感できたせいでしょうが。子どもも助けるし、イヤな奴ではないんだよね。
一方、チーム鎧武の二人は舞を探して右往左往。紘汰がバイト探しを辞めていないのが嬉しい（笑）。しかしお人よしで職が見つからないっていうよりは、現代の雇用の厳しさが描かれているような（笑）。舞を探しにバイクで森につっこんだ後、鎧武の姿のまましばし気絶している姿が笑える。今日も高岩さんは絶好調だぜ！
そしてミッチは相変わらず末恐ろしい。なんかいきなりにゅるっとバイクを手に入れて森に現われましたが、あれ、シドを逆に脅し返して手に入れたんだよね？交渉上手！
で三人のアーマードライダーが揃ったところで、今回のインベス登場！なんかやたら堅いらしい。３回も言わんでも（笑）
乱戦のうちに時空の裂け目から現実世界へIN。ここでバロンの新しい力がお披露目なわけですが……
メイス！！！マンゴーでメイス！そうきたか！
すみません、予告ではマンゴーアームズかっこいいなあとか言っていましたが、本放送ではメイスに飛び起きてしまいました。剥いて切り込み入れたマンゴーは確かに凶器然とはしているが、それにしたって。しかも重過ぎて引きずっているよ！凶悪！
ハンマー部分がそれほど大きくなくてあの描写ってのが、なんか妙にリアルに重さを感じさせて、凶悪だなあ。ドッガハンマーくらいの大きさなら素直にファンタジーな武器として処理できるんだけど。これは的確に相手を鎧の上から打ち砕くタイプの武器だよ……
ところで今調べたら正式名称は「マンゴーパニッシャー」でした。凶悪だっつーの。
鎧武もパインアームズにチェンジして、二人がかりで重戦闘！！思いっきり叩いて壊す戦いっぷりに変な笑いが出てしまった（笑）。ヒーローの絵ではない（笑）
まああんだけ重量ぶつけられたら立てないよね、ってことでインベス撃破！しかしそこでミッチがあることに気づく。
…今回、時空の裂け目から勝手にインベスが出てこれたということは…
「ほかにも野生のインベスがいるんじゃないのか？」
その予想を裏付けるように、街では人に呼び出されたのではないインベスが暴れ始めていた…
というわけで次回予告にてですが、ようやく怪人退治です！
いやあ、やっとですね。この作品は、かなりゆっくりと戦いの中で紘汰がヒーロー性を獲得していく…という長い構図なんだろうな、と了解してはいたのだが。さすがにずっとライダーバトルかと思って心配していたのだ。良かった！
これで『鎧武』は次のステージへ。力が外へ外へと広がって行きます。自分たちだけの世界から外へ。
…まあさすがに7話かけるのはゆっくりすぎるんじゃないかとは思うけど、こういう構成になった理由はインタビューで読んで理解できたし、見ていても意味はつかめるのでわたしは可です。
予告カットのチーム鎧武がベイカーズ・ストリート・イレギュラーズみたいでなんか楽しい。『鎧武』のギャグ描写、好きみたいです（笑）。間がいいね！
