double standard

平成仮面ライダーへの思い入れを語ります。現在は更新停滞中。

仮面ライダードライブ 26〜29話 ざっくり感想


というわけで新章突入、ある意味で本編開始という感のある『ドライブ』です。正体が知れ渡ったことでかえって動きやすくなった?いやいや、獅子身中の虫が…てなかんじで、なかなかうまくはいかないようです。

ロイミュード

まあとにかくなによりチェイスの選択ですよみなさん!ひゃー、かっこいいなあ、チェイスは!
しかしそんなかつての仲間に対する引き際の鮮やかさに、ハート様ついていきたい…と思いましたです。くそう、でも向こうは人間はオール敵って意識だからな!
正直、好みとしては魔進チェイサーだけど、仮面ライダーチェイサーも好きですよ。なによりシンゴウアックスね!
赤になったら素直に待つチェイスがらしくて良い。そしてちゃんとその間も別の攻撃をしているのもらしくて良い。なんか間抜けな武器なんだけど、チェイスのキャラにうまく乗っかってて好きだなー。
それにしても、りんなさんは仕事が楽しそうで素敵ね。

ブレンの嫉妬ぶりには、もう三角関係にしかなってなくて爆笑した。そりゃハート様も困惑するわ!ハート様ロイミュードすべてを愛していらっしゃるのに!(肩を持つなよ)
ところでわたしけっこう引っかかってるんですけど、ロイミュードって機械生命体なんですよね?「いやな男」とか「おれのような男」とか「あの女」とか、性別に対する意識ってどうなってるんだろう???

荒れんなよ剛

さて、そんな好転している人たちの一方で、完全に迷走している男が一人。そうです剛くんです。
まあ、彼の気持ちを察するとわりとあまりあるものがありますが…
しかしこの内輪揉め感、「あっ平成ライダーだ」と思って古い毛布にくるまれたような懐かしさがありますね。…えっ、『鎧武』があったじゃないかって?いや、あっちは、そもそも内輪じゃなかったんで。最初から殺伐としてたんで。ノーカンです。

でもさあ、お姉ちゃんも平手打ちはひどいよねー(完全に茶飲み話のノリ)。だめよ霧子ちゃん、王子様のことばかり考えてちゃ!…って、意外と乙女なんですなあ霧子ちゃん。まあ、兄弟ゆえに乱雑に扱っちゃうってのはよくある話。けど剛が拗ねてるからってチェイスにばっかり頼るってのも、どんどんこじれていく原因だよな絶対…

ところでお父さんの苗字、詩島じゃないのね。離婚してるとかそういう話っすか?
だいたいなんで資格者が剛なんだろう?わたしは初登場時からそれが気になってしかたないのだ!

進之介の背負うもの

最後になっちゃいましたが、我らが主人公・進之介くんのほうもなにやら展開しております。なにー、父の敵だとー!
…って、いささか唐突で、おばちゃんいまいち乗り遅れてるんですよね…
数話、録画ミスってるんですけど、以前にこの話出ましたっけ?お父さんが殉職されてて、んでもって超有名っての。ごめんなさい、本当に集中力が切れてる…

個人的な事情のせいであれだけ見境がなくなるってのも、なんか進之介としては、しっくりこないんですよね。落ち着きなよ、きみ、もうちょっと溜めるタイプじゃなかったのか。わたしの見込み違いか。
とはいえ演じてる竹内さんの真摯な演技にはなんの疑念もありませんが。竹内さんの進之介好きだわー。腕やられたときの絶望感とかすごかったよね。

警察の上層部にロイミュードが、ってことで、警察所属の仮面ライダーとしては苦労が多くなりそう。そこんとこの葛藤が、今後のみどころですね。
でも、仮面ライダーは孤独の戦士、組織から離反することで力を得る存在なわけだから、そうそういつまでもしがらみに囚われていて欲しくないな。境界線上の存在として、突っ走っておくれよな。