double standard

平成仮面ライダーへの思い入れを語ります。現在は更新停滞中。

特命戦隊ゴーバスターズファイナルライブツアーin静岡 3

ここではトークショーの内容をレポします。わたしが行ったのは2回目公演と3回目公演です。それぞれまとめました。

出演は鈴木勝大馬場良馬、小宮有紗松本寛也中村悠一の五名。
司会のお姉さんによる、「もし○○なら」のテーマトーク→くじ引き大会→司会のお姉さんによる、キャストへの質問
という流れでした。静岡会場の特別ゲストはビート・J・スタッグおよびスタッグバスターの声役の中村悠一さんでした。出てきた瞬間の黄色い歓声といったら!声優さんはモテるな〜!!!
ただしキッズたち(←中村さんの表現)は本気で「誰?」状態でした(笑)


2回目公演

まずズラリと出てくるレギュラーメンバー。そして相変わらず声を張る馬場さん(笑)。後から登場した中村さんは本気で身の置き所がないような感じでした(笑)。こうしてバスターズと舞台にあがるのはこれが最初で最後なんだそうです。レア!あ、ちなみにちゃんとJもいました(ガワ)。このJが再現度高いんだよな〜。

「もし○○なら」。「温泉に一緒に行くなら誰と?」「ラーメン屋を経営するなら誰と?」
……うん、2つ目おかしいよね。1つ目はともかく!
温泉については、もちろん男性陣は女性キャストを選んでいました(笑)。松本さんはヨーコちゃんのお母さんとか、ヒロムのお姉さんとかゆーてました。ダヨネ!
ラーメン屋に関しては…どう答えりゃいいのさ的な空気が(笑)。ていうか、まずは客席に聞いてからキャストに訊ねるんですけど、当たり前の話返ってくる名前がバラバラすぎてよくわからねえ!ラーメン屋とかキッズ大困りだよ!でも引率のお母さんお父さんにはウケてた(笑)
なぜか一同湯切りで盛り上がってました。鈴木さんが確かJをチョイスしたんだったかな?湯切りがすごそうってんで(笑)あと中村さんだったか小宮さんだったか、この辺ウロ覚えなんですけどニックもチョイスされてました。バディロイドは優秀だな!

くじ引き大会はわたしは当たらず。近いところ来てたのにな〜。でもチビッ子にたくさん当たってて良かった!
このくじ引き大会になんと素敵なサプライズが。それはなんとJから陣さんへの手紙!しかも生アテレコだよ〜。無言で紙を中村さんに突きつけるJの人が素敵(笑)
で、このお手紙がマジいい話でした……泣いている人までいた気配。っていうか陣さん消滅に対するフォロー多いよねえ。それだけみんなショックだったのかしら。
Jは元気でやってるよ、もちろん特命部のみんなもね。だから心配すんな!…って内容でした。自分の話だけじゃないんだね、J。

最後の質問コーナーは、「一年『ゴーバスターズ』をやってきて良かったこと・身についたこと」。これに小宮さんが、「早起き」とお答え。SHTは朝早い現場で有名ですからねえ。特に夏映画の東京タワーが3時半集合(!)だったのが印象的だったとのこと。収録終わってからご飯いったけどそれが朝飯っていうのに驚いたと鈴木さん。…3時半集合ってもはやタクシー以外では現場行けませんな。
そんなワイワイするキャスト陣に対し、声のみの担当である中村さんは「ぼくひとりだけ夕方五時とかでしたねえ」。声録りはみんなでするそうです。別録でなくて良かったですね(笑)さみしいもんね。
収録してから来るもんだから、鈴木さんは声が枯れていることも多かったそうです。この間のGロッソでも思ったけど、喉弱いのかな?まあ、あと、ヒロムは雄たけびとか強い台詞多いもんなあ。「熱い台詞多いからね」とは中村さんのコメント。でも観ていてそんな感じたことはなかったな。すごいなあ。

最後にひとりひとりからコメントをもらって2回目公演はわりとあっさり終了。バスターズ…っていうか赤青黄の三人はなんかさらっとしてるよねえ。


幕間

物販は大混雑〜
わたしはパンフレットだけ買いました。握手券つきお楽しみ袋は2000円だし中身特にいらないしでやめときました。レッドはGロッソで握手できたし。
買おうか迷ったのが、表がガワ・裏がキャスト写真の下敷き。赤青黄金はともかく銀は裏も表も結局ガワだし、エンターとエスケイプもそれぞれあったのにびっくり!一通り買ってやろうかかなり真剣に迷ったのですが、「使い道がない」という冷静なMY心の声のおかげで散財せずにすみました。大人になると取捨選択がシビアだよ!
おもしろいところでは「エネトロン缶タイプのタンブラー」(会場限定)とか、赤青黄をそれぞれ模したトイレットペーパー(!)とか。これも迷ったんですけどタンブラーは使わないし、ペーパーは使うのもったいないしで断念。
本当は、一眼バスターのトロンプルイユTシャツがあったらもう買うつもりだったんですけど、ここにはありませんでした。プレミアムバンダイを覗きに行くたび迷っているのさ…
あとおもちゃとか、DVDの特典付き予約とかやっていました。
ガチャガチャもあったので一回だけチャレンジ。陣さんが出ました〜。


3回目公演

というわけで本日の楽。
最後だし3回目だしで、キャストもあったまってて実に良かった!トークが飛びすぎて司会のお姉さんが回収する場面がいくつか(笑)。ナイスお仕事ですお姉さん!

「もし○○するなら」。これが二つともぶっ飛んでた。
「新幹線の隣に座るなら」。…どういう質問チョイス!?キャストも騒然だよ!
乗車時間によるよね、というキャストの問いに対し、お姉さんもどうしたのか「じゃあ静岡〜博多くらいで」…って長いよそのチョイス!それ5時間くらいあるから!キャストも騒然だよ!
ただ「新幹線」という単語に、キャストトークには若干飽き気味のキッズも興味を持っていました。
馬場さんは「ヒロム」。無口そうだから横で寝られるから…ってみんな「寝られるか」目線で選んでました。うん、でもわたしも同じ考えだな。そうなるとヒロムがいいよね(笑)。
松本さんは、逆にいやなのは「黒木司令官」。なんか暑苦しくずっと話しかけてきそー…って仲いいんだか悪いんだか(笑)
客席からは「エンター」の声が上がるもキャスト陣には全否定でした(笑)

もう一つの質問は「結婚式のスピーチを頼むなら」。…キッズわかんないからそれ!キャストが狼狽してた(笑)
ここにきてなぜか松本さんが今ここにいない黒りんイジりに走る(笑)。なんか三つの袋とかやってくれそー、だそうです。しかしわたしもまるっと同意だ。
中村さんは「ニック」。明るく楽しく、しかもイイ感じに締めてくれそうとのこと。確かになー、って感心してたら鈴木さんのすげえ一言が…「機械ですか!?」いやいやおいおい!中村さんも思わず叫んでたよ、「機械って言うなよ!?」…ううむ、リアルヒロム…

くじ引き大会とJの手紙はおんなじ。あ、でもちょっとアドリブ入れてたな。
手紙読んだ後の締めがぐだぐだで、そしたらJ(ガワ)が勝手に退場した(笑)。あいつマジマイペースだな!

質問コーナー。
「演じる上で特に気をつけていたことは?」おおこれは興味深い。
とか思ってたら鈴木さん「ぼくは特にないですね」であっさりと他の人に話が(笑)。この人本当にリアルヒロムだな〜。冷たいんじゃないんだよね、正直なんだよね(笑)ううむ、こういうところに共鳴してしまうのだが。
小宮さんはあの特徴的なヨーコちゃん立ちを披露。あーやっぱりあれ意識してたんだ!重心を真ん中に置いてどっしり立つ、アレ。余裕のある感じが出るからいいな〜って思ってたんだよなあ。しかしそれを男性陣もこぞって真似。なんかヤだ(笑)
馬場さんは、リュウジの台詞をやわらかく言うように心がけていたそう。語尾に「〜だね」って付けたり。優しいお兄さんだもんね。けど、そのせいで馬場さんと鈴木さんの間でリュウジオネエ疑惑」が持ち上がったそうな(笑)。台無しだよ!でも、それをここで披露するの辞めてね(笑)。小宮さん「子どもが泣いちゃうから」、馬場さん「東映に怒られちゃうから」
松本さんはヒゲ剃りを気をつけていたそう。小宮さん曰くアバターだからね」。そっかーそういう配慮もあったんだねえ。小宮さん「でも気をつけすぎてファンデーション塗りすぎて、口の周り白くなってたことあったよね(笑)」。なお、この回中村悠一さんは夕方なので髭が濃くなっていました(笑)。男の人の身だしなみ!
その中村さんは、まあ声優さんなので喋り方の配慮を。誰彼問わずかぶるJですが、陣さん相手には(心的な)距離が近いように話しかけていたそうです。あと、アドリブは止められていたそうです(笑)。『電王』に慣れていた身としては、「えー」って思ったんですけど、Jのふりに全部台詞を付けると邪魔になるからだそうです。…うん、まあ、確かに。これはけっこう意外だったな。

っていうか、ヒロムもJも陣さんも、初期の設定からはかなり二転三転して今のキャラになったそうです。だから台詞の言い方もどんどん変えていったそう。
ヒロムは第一稿では完全に「穏やかで優しい好青年」だったそうな。…うわー、でもそれ今の形に落ち着いてよかったよ。鈴木さん、リアルヒロムだし(笑)。わたしもそんなだったら見なかったかもしれない。
Jと陣さんも最初は立ち位置が逆だったそう。Jが軽めで陣さんが重め。それが2回目の登場のときにガラッと変えられた・・・ってギリギリだな!中村さんお疲れさまッス(笑)
初期設定からはかなり変わったっていうのは聞いてはいたんですが、これほど寸前まで二転三転していたとは知りませんでした。『ゴーバスターズ』は本当にトライ&エラーで作ったんだなあ。それによる「熱」みたいなものがわたしが惹かれた一因だとは思うんだけど、それにしてもここまでとは(汗)。ちょっと衝撃でした。

質問もう一つ。これは小さなお友だち向けで良かった。新年度だし「友だちの作り方」
…なんだけど回答が正直すぎて笑った。
一番手の中村さんからして、「でもぼく増やしたくないんですよ」ですからね!(爆)キャパオーバーするからだそう。まあわたしもそのきらいはありますが、キッズにそれを言うか(笑)
次の松本さんもそれを受けて、「無理するってのは違うと思うんですよ」。自然に一緒にいるうちに友だちになるんだと。同意ですが、キッズには難しいんじゃないか、それ。
そしてリアルヒロムこと鈴木さん!「俺は…勝手に出来てますね」こ・・・っこのリア充が!
さすがに小宮さんと馬場さんが丸く収めていました(笑)。隣の席になった子に話しかけてねー、って。

まあめっちゃ笑いましたが、正直お三方にまるっと同意です。作らなきゃ!とか、友だちがいなくちゃ!とか、そういう考えになっちゃうといろいろ辛いことがでてきちゃうからね。また周りもそういう「正しいこと」しか言わないからどんどん辛くなるの。だから、こういうちょっと外れた意見が子どもたちの耳にも届くといいな。

最後のコメントも、楽だからかこれはしっかり締めていました。小宮さんがVシネとこのイベントの収録DVDの宣伝を。バスターズは宣伝しっかりするよね。なんか全体に赤青黄は前向きなのよね。松本さんはひとり真面目に深いことをお話されていました。ちょっと温度差がおもしろい。
あ、そういえば中村さんはライブショーを客席から見たそうです。いたのか!

そんな感じで静岡公演、終了しました。楽しかった!



やあ、2回見て良かった〜。1回だったら「もっと見たい」になりそうだった(笑)。これでやっと成仏できそうだよ…Vシネを心穏やかに待てそうだよ(結局成仏してない)。
帰りのホームは大混雑でした。食事しないでさっさと帰ろう、でもお腹すくから自動販売機でコーンスープとかココアとか腹持ちしそうなのがあれば買おう…と思ったら売切れてて、ああみんな同じこと考えるんだなあ…っていうのがなんかおもしろかったです。
さらば静岡グランシップ!