double standard

平成仮面ライダーへの思い入れを語ります。現在は更新停滞中。

仮面ライダー鎧武/ガイム 第7話「大玉スイカ、ビッグバン!」

諸田監督ノリノリ過ぎる!(笑)
楽しかったのでついまた感想を書いてしまった…毎週感想はしないつもりなのだが…

ヒーロー物なのかよくわかんないところと、一話におけるバトルシーンの持って行き方がビミョウなのを抜かせば、わたしけっこう『鎧武』好きみたいです。
…って『仮面ライダー』として一番大事な部分じゃねえか!大丈夫なのか!

うーん、なんかヒーロー物であろうとする気持ちは感じるんだよな…ただなあ…
たぶん最初の設計がズレてるんじゃないかなあ…ライダーバトルに中心を置きすぎ。『剣』を連想するズレっぷりである…
まあ一年尺の番組ですし、その辺がどうなるかも含めて見ていこうとは思っています。どうかなー?


今週のあらすじとツッコミ

「グリドン」は初瀬ちゃんの命名であることが判明。オマエ、自分には「黒影」なんて付けておきながら…っ!
そしてメタルさん…もとい凰蓮は、プロフェッショナルとして子どもの遊びに采配を下すために参戦したとのこと。
……迷惑!「こんな無意味なことをしなくてもみんなを幸せにできるだろ!」という紘汰は実にその通り。今回の紘汰は200%正しい。
とはいえそんな正論を吐いたところで凰蓮は止まってくれるはずもなく、一方の戒斗は力には力で対抗する立場を取るのでした。うーん、それぞれの考え方の違いがくっきり出てきて、おもしろいなあここは。

しかしブラーボ…「アテクシ」だの「タクティカルユニットが〜」だの、「ぷんぷん」「にゅにゅにゅ〜」「パイが焼ける時間だわ!」…くそう吉田メタル!そして諸田監督!おもしろいじゃないか!!!
ところでこのブログ、第6話感想をアップしてからというもの「吉田メタル」か「ドリアンライダー」で検索して来る人急上昇過ぎです。
必殺技がなんかものすごかったですね。戦い方は確かに、素人丸出しの鎧武に比べて洗練されていて、こういう演出ホント東映はうまいですね。

さてブラーボは横槍でアーマードライダーになったもんだからインベスの扱い方がまったくわからない。鎧武のステージに乱入してきたはいいけれど、暴走したインベスが観客を襲う!
ちなみにここですごく久しぶりに「あ、なんか仮面ライダーっぽい」と思いました。
ところで、冒頭といいこの鎧武のステージといい、今回モブが気になりすぎる(笑)。どっから連れてきたんですが、諸田監督。

そしてこのピンチで新しいアームズが。それがスイカ!っていうか、デカ!「ミッチ、無理!」
でも「男は度胸!」ってんで合体!なんかガンダムみたいの出来たぞ、オイ!そしてちょっとカッコイイなと思ったら、あの移動方法は…目、回らないのか?
お祈りする龍玄と舞がかわいかった(笑)。そして「オイ」って突っ込む鎧武と龍玄がおもしろかった(笑)。チーム鎧武、仲良いな〜。(しかし初回で行方不明になったリーダーが忘れ去られている…)
「輪切りにしてやるぜ!」はキメ台詞なのか。
暴走インベスが走り去っちゃったとき、スイカにハマったままの鎧武が一瞬ボーゼンとしてからハッて気づく間の取り方がかなりおもしろかったです。
最初から主人公チームに共闘するライダーがいるって珍しいなあ。

さてビートライダーズは目先のことでわやわやしているワケですが、その裏でうごめく影がいくつか。
ここにきてだんだん影の部分が見えてきましたよ!
ぐっさんはやっぱり体制側だったのねー。なかなかに不気味で嫌味な感じが出てて良いですね。
貴虎兄さんは、深夜に出したい前髪の重さと頬のコケっぷり。スイカのロックシードがなくなったことについて、欠片も弟を疑っていない辺り足元が危ういよ!
「ベルトにイニシャライズされる」っていう専門用語感がなんかワクワクする。
そしてプロフェッサー戦極とは?っていうか、確かドライバーの名前は「戦極ドライバー」…?

来週は戒斗回のもよう。うーむ、楽しみだ。気になるんだよなあ、戒斗。
そして予告で出たマンゴーアームズがかっこいいのがなんかもうどう反応していいのか困るな。マンゴーのくせに!

ズッコケで終わる最後の画がキマり過ぎていて、ああ諸田監督楽しかったんだな、って思いました。


全体を通して

今回、キャラが立ってて良かったな〜。諸田監督の演出もあろうけど、全体に役者さんのキャラ把握が早い気がする。嬉しいね!佐野さんは出番がない回でも戸惑ってはなかったし、安心して見れているのは彼らのおかげかもしれないな。