double standard

平成仮面ライダーへの思い入れを語ります。現在は更新停滞中。

仮面ライダー鎧武/ガイム 第13話「鎧武、バロンの友情タッグ」

なんとなくサブタイに偽りアリのよーな気がする。
それはともかく、なんというか乗ってたタクシーが思いっきりハンドル切ったような衝撃!初瀬ー!!!

初瀬ちゃんインベス化!
うう、これまで食べようとした人の描写が怪しかったからイヤな予感はしていたけどさ。まさかマジでやるとは…
っていうか、これまで倒したインベスもそうだとか、ないよね?基本的にはクラックから出てるの確認してるから大丈夫かな…?
シリーズ的にはこれまでにも何回も人間が怪物化するエピソードはあったわけですが、そして怪物化することにおぞましさがあるのは当たり前なわけですが、特に今回キッツイ感じがするのは、何かを食べての変形だからかな…。食べるって行為は実に生物的であることよ。
ところで、よその感想ではみんな「じゃあ、チーム鎧武のリーダー・裕也は…!?」って盛り上がってたんですが。すみません、わたしすっかり忘れてました。なんだろう、回想エピソードとかもないから、どうも存在感が薄いっす。

インベスに襲われた人は奇病にかかり…って、グロい!グロいよ!久しぶりに子どもにトラウマ級の描写だぜ…(誉めてます)
まあ、ビートライダーズ怒られるよね…つまりはそういうことなんだよね…
知らなかったで済まされない。それが子どもでいるってことの代償だったりもする。
しかしキッツイなあ、と思うのは、糾弾するのが無関係の野次馬とかじゃなくて、病気になっちゃった人たちの家族だってことだな。そしたら感情的になるのは当然だし、そこで「似てるけど違います」なんて言っても無意味だ。
「ウチの娘を助けてよ!」って叫ばれるのはキツイなあ…それにしても、今までがんばって逃がしたり助けたりした人たちも結局発病してるのかって考えると、ツラいなあ。

貴虎兄さんは凰蓮と接触!なるほどそうきたか。しかし、正体を明かせばもっと協力してくれたんじゃないか?(笑・その場合兄さんが危険だ!)
そんでもって、もー、石田監督!メタルさんで遊ばないで!(爆笑)なんだよあのコール&レスポンスは。そして諸田監督の吹き出し演出はどうしても踏襲せねばならないことなのか。ネジ込み気味だよ!
凰蓮のキャラは濃いし、メタルさんは芸達者だし、スーアクさんもベテランだしで遊びたくなる気持ちはわかるケド(笑)。
そういえば貴虎兄さん、ポリシー持って動いているせいでわりとイイ人に見えがちだけどさ。あの人結局、住民がインベスに襲われたり(ヘタをすれば死ぬ)、こうして奇病にかかるのを仕方のないリスクと看做してる人なんだぜ?そうそう素直に支持はできないなあ、わたしは。

鎧武とバロンのタッグ攻撃は良かった!なんか、たっくんと草加のコンビを思い出した(笑)。戦闘では息がピッタリ。
そんでもって斬月・真は強い!つーよーい!!!
なんだよアレ!全然勝てる気がしねえ!また動きが超カッコイイな白いアーマードライダーは。子どもにめっちゃウケてると見たね!

それにしても、今回はかなりカットされたシーンが多いと見た。紘汰が、家から出てミッチたちと合流して病院に行くまで絶対なんかあったと思うし、ペコが怪我をしてから戒斗のリベンジまでもなんかあったよね。
っていうか、たぶんだけどブラーボと戦うまで戒斗たちは奇病騒ぎを知らなかったんじゃないかなって気がする。でないとインベス呼び出したりしないと思うし、そもそも街の人たちとの会話がかなりすれ違ってる気配。絶対たぶんあのあとあたりに事情を知るシーンがあったとわたしはにらんでいるよ!
ああ、見せて!すごく見せて!今回は本当に濃い!


わーいおもしろいよう!でも手放しで「わーい」とか言ってられないのが平成ライダーの重さだよう。
こんなところで野暮な感想書いてる場合じゃねえ!
というわけでちょっとしばらく感想はおいといて、展開の流れに身をゆだねたいと思います。…まあ、顔を出さざるを得ない展開になったら出ますので。

あ、ところで。『鎧武』のお話は子どもと大人のお話で。ユグドラシルという巨大企業の手のひらVSモルモット扱いの非正規雇用の若者たちって構図を使って現代批評とか絶対誰かやるよね。果物の汁が飛ぶってことでキーワード「搾取」も絡めて。気づいてなかった人もやっていいですよ!