double standard

平成仮面ライダーへの思い入れを語ります。現在は更新停滞中。

仮面ライダー鎧武 第31話「禁断の果実のゆくえ」

シド、散る…

ううむ、なんとなくそうなるのはわかっていたけれど、「おおう…」ってなりますな。っつうか、エグいのう。
持ち主の手から離れ、飛んでいく帽子はうすら寒い。
禁断の果実争奪戦、いよいよ本格的になってまいりました。
オーバーロード勢も一枚岩ではないようで…ミッチがどんどん泥沼にー!
んでもって、もう一人のオーバーロード?女の人とは意外な…しかしこういうタイプは得てして平和主義者だったりしますが。紘汰の味方となってくれるのか?


…って冷静なことはともかく!戒斗!戒斗のデレが!(違)ごめん、これが言いたくて記事を書いた。
なんだよーもー、やっぱり紘汰のこと、気に入ってるんだ。
街のピンチに迷うことなく動いてくれたのも安心&嬉しい。そこまで石頭じゃないんだね。身を張って紘汰を助けることまでするとは…!
「だから貴様も…もっと強くなれ…!」
戒斗は強者が人の上に立つことを世の条理として受け入れている。確かに、それは真理の一つだ。だから自分は強くなろうとしている。そして…できれば気に入っている奴も、虐げられないため、強くなってほしいと思っている。
戒斗は超個人主義かもしれないね。助けてやろうって発想はない。「強くなれ」っていうのは、戒斗にとっては精一杯の友情なのかもしれない。
普段、腹の内を見せない人物が滲み出すように示す情はグッときますな!

ところで、「やはり力の溺れるタイプか!」って、え、お前が言うの?って一瞬なった。まあ、戒斗は一応目的あって力を求めているわけだから、そうなのかもしれないけど。
しかし、虐げられないために力を持つ、っていうのは、結局シドと一緒なわけで。てっぺん取った後のビジョンがないよなー。所詮チンピラの理論というか。そういうところが、コイツに果実を渡すわけにはいかないなーと思わせるわけですが。
いまんとこ、視聴者的にはこの乱戦、貴虎か紘汰の二択だなと見えてしまっているので、もうちょっと戒斗を初めほかのライバルたちも土俵に上げてほしいのう。乱戦は、誰が勝つかわからないから燃えるんですよ!


しかしデェムシュ、つえー!カチドキでも歯が立たないのかよ!
『鎧武』はわりと各アームズの力のヒエラルキーがはっきりしているので、ちゃんと敵の強さが図れてわかりやすい。
沢芽市の市制レベルの混乱が初めて描かれましたね。ついにユグドラシル社の制御下からはみ出してきたということですな。

紘汰は相変わらず体当たり。最初からわかりそうなもんだろう、とは言わないでやってくれ。というか、いきなり敵と認識して断罪するような人じゃないから紘汰が好きなのだ。

にしても、次回予告にちらっと見えた新アームズ、色味がこれまでと違いすぎィ!