double standard

平成仮面ライダーへの思い入れを語ります。現在は更新停滞中。

仮面ライダードライブ 〜15話なんとなく感想

なんとなんと、悪のロイミュード幹部であるはずのチェイスが、霧子の命の恩人であり進之介の先代であるプロト・仮面ライダードライブだったとは〜!!!
うっすらその伏線は見えていましたが、やっぱり衝撃ですねえ。
というわけで、2号ライダーも登場し、ロイミュード軍団には美人が増え。新たな展開に向けて仮面ライダードライブ、勢いよくハンドル切ってくれております。

なんですけども。

チェイスの展開はひじょうにツボなんですけども。
なんか、こう、最近、視聴に身が入らなくてですね。
なんでかなーとぼんやり考えてみたのですが。
進之介、最近目立ってなくね…?

影が薄いぞ進之介

まあ、もともとそれほど「濃い」キャラなわけではないですが。
また、親友にまつわる葛藤もあっさり最初の方で片付けられたので、もうそれほど話すこともないっちゃあ、ないのですが。
それでもヒーロー番組のヒーローたるもの、普通はもうちょっと前に出てくるものです。

『ドライブ』のつくりは、ほぼ刑事ドラマと同じと言っていいと思います。
さて、では一般的な刑事ドラマでは主人公をどう立てていくかと考えてみますと。
1)謎解きの過程で目立つ か、2)犯人を追いつめるところで独自性を発揮する が主なところになるかと思います。
むろん、紅茶好きとかシングルマザーとか要素はいっぱい付けられますが、やはり、作品の展開にどう絡ませるか、が肝にならねば、それはただの突飛さで終わってしまいます。
『ドライブ』では、この二つの見せ場が、どうもここんとこ影に隠れているんじゃあないかと感じましたのです。

っていうか、進之介はそこまで濃いキャラじゃないから、それで見せ場もなかったら本当に目立たないよ!

『ウィザード』の晴人くんも、薄い薄い言ってきましたけど、薄いという形でキャラクターとしては成立してたもんな。『ドライブ』の14・15話みたいなことに直面したら、晴人くん真相を告げるかで半日くらい悩みそうだよなー…って、行動は読めるもん。
進之介の行動は、いまのところわたしには読めません。集中して見てないのもあるだろうけどさ…でも、『鎧武』と違って、むしろ集中して見なくて良い作品に仕上げようとしているのだから、それなら「ながら見」でも記憶に残るようにしてくれないと…

14・15話もなあ。せっかく、謎の設定を霧子ちゃんが置かれた立場と重ね合わせたんだから、そこを活かせられたらもっと良かったのになあ。あれで終わりかよ!とはさすがに突っ込んじゃったぜ。
この話の脚本は長谷川さん。長谷川さんはカメラマンの話(7・8話)でいい仕事してたし、今回も期待したのになあ
でも、真相のエグみのある感じは長谷川さんならではだなーと楽しかったです。三条さんはどうしても熱血になっちゃうのよねえ。

全体の流れはおもしろいと思ってるので、ここらで進之介をバーンと魅せてほしいところです。

『ドライブ』現在の感想

いまのとこ、『ドライブ』で好きなキャラは
1)霧子ちゃん
2)ゲンさん
3)チェイス
となっております。チェイスは演じる上遠野さんの声が激渋でそこがいいなーって。得体のしれない、無機質なのに感情がこもっている感じが出ていて、画面に出てくると注目してしまいます。
やっぱり演技が出来る人だと、格段に説得力があがりますな。

仮面ライダーマッハこと剛くんは今のとこよくわかんないや。久しぶりに、舌が回らない新人がきたなー、なんか懐かしいなーと思って見てます(おい)。2期に入ってからわりとみんなうまかったからな…
あとシフトカーかわいい。

今後の展開?

それにしても、物語の中心が、想像していた以上にヒロインである霧子ちゃんにあるようでちょっと楽しみです。
っていうかもう本当、設定周りはよくやってるから後は話を!話をがんばって!