double standard

平成仮面ライダーへの思い入れを語ります。現在は更新停滞中。

仮面ライダー平成ジェネレーションズ 良かったところ

ツッコみまくった記事を上げておいて、って感じではありますが、でも「いいな」と思ったところもあるんですよ。
ていう話をこっちではしたいと思います。

ゴースト勢

タケル殿ー!!!学生服、すごいコスプレ感がある…髪の色のせいだろうか。そういえば彼、高校生だった…
歴代主人公の中でもトップクラスに穏やかなタケルですが、そんな彼が永夢に対し戦いの先輩と振舞っているのがなんというか一年という時間を感じさせてジーンと来ました。
教室でのふやふやした感じと、それが戦いとなった瞬間に表情がぐっと変わるのがタケルの魅力的なところだなあ。

今回はアカリちゃんがピンチ!
というかそっちに絞って良かったんじゃないかなあ。いや、最後のあの台詞をタケルから永夢に言わせたかったのはわかるんだけど。焦点ボケたよなあ。
ああ、ここでも愚痴が出ちゃうけど、身近な人の命がかかる!ていうのは『ゴースト』という作品においても大きな意味を持つシュチュエーションだから、もっと突っ込んでほしかったなあ。だって、『ゴースト』の本編ではなかったことじゃない。カノンちゃんの件は、あの当時突然出てきた登場人物って感じで、視聴者的にはそこまで切羽詰まった感覚ではなかった。
自分が消えてしまうかもしれない、という戦いを経たタケルだからこそ、身近な人が消えてしまうかもしれないというのはすごい恐怖だと思うんですよ。そこんところをさあ、もっとさあ…まあいいや。
ところで、わたし、タケルとアカリちゃんの組み合わせとても好きなんですけど、二次創作少なそうですよね…いや、探してないし探さないんですけど。なんとなく。寂しい。

マコトもアランも出てる時間自体は短いんですけど、いるだけで存在感を発揮してくるのはすごいなあ。

エグゼイド勢

とにかく永夢がよかった。とりあえず、これが見れただけ良しとしてもいい。
お話的には特におもしろみもないんですけどね(言った)。ただ、演じる飯島寛騎さんの表情が本当に良かった。
むしろ脚本に波も盛り上がりもないのに、飯島さんの「自分はヒーローなんだ。ヒーローを見せるんだ」という気合でクライマックスに熱量がもたらされていた。
本当に仮面ライダーは役者は外さないな…というか、役者さんがこんなに若いのに自分が背負うものを理解しているって、本当にすごいや。そりゃ若手俳優好きが見るよ。イケメンだからとかじゃないよ、本当に。世間にはそれを言いたい。

個人的に貴利矢さんのキックが重そうでかっこよかった〜。エグゼイド勢はまだ動けてない人が多いから、格闘シーンは敵が強すぎてつらかったけど、小野塚さんのシーンはよかった。
本編でも見たかったね!
…うん、泣いてない。大丈夫。

敵側

棚橋弘至さんはとりあえずおめでとうございます。なぜか、一報入ったとき、わたしまで「やった!」ってなった。
たぶんみんな言ってるけど変身しない方が強かったんじゃないか疑惑。

山本千尋さんは、いやー素晴らしいですね!迎え撃つ側に相当のキャストがいなかったのがもったいない…(言った)。

佐野史郎さんは、さすが。立ってるだけで不穏な雰囲気がむんむんに漂ってくる。
できればこどもにトラウマ与えるような使い方してほしかったな〜せっかくなんだからさ〜

先輩勢

  • ウィザード

白石さんキター!!!余裕度が増してますね〜。
脚本演出はキザっぽいところ、キザなのに最後に肩透かしを食らわせるところなどを再現してほしかったです。
久しぶりにウィザードのマントをはためかせてのかっちょいい回転キックが見られて嬉しかったけど…けど!うう。

  • ドライブ

すごい…出てきた瞬間に刑事ドラマに画面が変わる…
進ノ介も、なんだか貫禄が増しましたね。
もっとギャグの表情欲しかったなあ。
クリス・ペプラーさんの新録りがあったのは誉めます。

  • 鎧武

しかたない!!!
だけど、この5人をそろえるというコンセプトでこの映画は成立しているんだから、オリキャスが出せないなら出せないで、何かを一発かましてほしかった。
鎧武、おもしろポイント他の人よりあるんだからもっと使っていこう。

平成ジェネレーションズ

というタイトルだったわけですが、なにを目指していたのかしら。わたしにはよくわからなかった。
この先はどこへ行く?なにをする?毎回大変だとは思いますが、走り続けていることで見えてくる景色もあるので、平成ライダーこれからも頑張っていってほしいです。