double standard

平成仮面ライダーへの思い入れを語ります。現在は更新停滞中。

海東大樹@エピソードイエロー

海東推しの記事を以前書いたのですが。反響をいただいてテンションが上がり、また見たくなってレンタルしてきました(笑)。
まあ改めて内容の感想は書きません。今回はダラーっと見てました。

海東についてしか話してないので、興味ない方にはオススメしませんよ!(笑)


仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダーTHE MOVIE 超・電王トリロジー』の掉尾を飾る『EPISODE YELLOW お宝DEエンド・パイレーツ』
仮面ライダーディケイド』で謎すぎる2号ライダーとして活躍(?)しました海東大樹がなぜか(!)電王の世界で主役を張ってます。うむ、まったくもって意味が不明!ただ「やりたいから」というだけでねじこんだ白倉さんにはありがとうと言いたいが素直には言えない。
良太郎たちを傍観者に、海東大樹というわかりにくい男の活躍を描く映画です。
…確かに、海東一人称は難しいよなー、という気はする。
デンライナーを乗っ取って過去へ向かう海東。その狙いは?後を追う時間警察G電王もからんで、物語は意外な展開に!…って感じですかな、あらすじ。

っていうか、徹頭徹尾、海東は自分しか見てねえ!(爆笑)良太郎一味に興味なさすぎ(笑)。行動を先読みしてくるウラタロスと良太郎のことは認めてるっぽいけど、だからどうするってわけでもない。レイジとの確執だって、あれは海東の個人的な雪辱戦だから相手に対してはそんなに執着心はないらしいしねえ。
良太郎たちは完全に傍観者(笑)。ただ、上でも書きました通り、海東は基本的に腹のうちを見せないのが特徴であり魅力であるキャラクターなので一人称で物語を作るのが難しい。それをからめて、人の心を想像し先回りし事件を解決する良太郎とは物語を作る上で相性が良かったかもしれません。ちゃんとおもしろいんですよね、この映画。

あと、わたしも海東の内面描写は求めてないなー。海東は行動こそ、表面こそが本質にあるのかもね。作中でも彼の一番大事なものは「自由」とされていたけど、そうやって軽やかに風のように行動して、で、いずれどこへなりとも去っていく…というのが、海東って気がする。
だから他でなにをさせられても、まあ、スルーは可能(苦笑)。

とりあえず、恒例になりました「ゲストにイマジンをつける」をやってくれてありがとう公式(笑)。U海東もいいけど冒頭のS海東もいいぜー。U海東は不敵でいいんだけどS海東は無表情なところが良いのだ。
中の人こと戸谷公人さんはアクションがキレイでとても良い。確か空手やってたんでしたっけ?海東というキャラはなんでも人並み以上にソツなく出来てないと説得力が出ないので、戸谷さんがやっぱりハマってますね。銃をガシャガシャ回すのかっこいいよなー。
士もなんでも出来るけど、傲慢さがある。海東は出来るのが当然で、そこに自慢はないって感じ。捉えようによってはなんともいけすかない野郎ですな。でもスカしてすらないんだよなー。

牢屋のくだりはいいですよね!あの、カギを放り出した後に特にフォーカスしないところがスタッフわかってらっしゃる!もうあいつらに興味はないんだろうなあ(笑)でも性格が悪いから意地悪だけはしておく(笑)。
デンライナーで走り去るときに、無造作にバンバン撃つところも好きです。たぶん当たってもしまったとも思わないんだろう。

過去と現在のダブル海東の変身は嬉しい!そうそう、そうこなくっちゃねー。
ディエンドの零距離射撃はかっこいいぜ!

映画自体はちょっと海東を扱ってるにしちゃセンチだよなあとは思うけど、まあこうでもしないと成り立たん(笑)から可。
脚本の米村さんは泣き泣きのお話が得意だし。でもそれ以上に米村さんはヘンな人を描くのが得意、得意というか、きっとたぶん米村さん自身がヘンな人(笑)。じゃないと海東とか天道とか描けない(笑)。
だからかなー、米村海東を受け入れられてしまうのは。逆に井上海東は意味がありすぎて個人的には惜しい感じなのだ。

ディエンドコンプリートフォームはかなりどうでもいい(笑)。

うむ。しかし、やっぱり海東を主演に映画を撮ってくれたのは嬉しい。3本立てという企画には当時ぶっとびましたが、侑斗&愛理・幸太郎&テディ・海東と、素晴らしいくらいツボだったので歓喜したものです。スケジュールをこなすのは大変でしたが(笑)。
しかしこれを機に海東は便利に使われ始めたのだった…『スーパー大戦』のアレとか、かなり奔放に使われているので主演級が多い割に扱いがいいのかはびみょうなところですが…うんまあもういいや。戸谷さんが海東を演じてくれればわたしはそれでいいよ!